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2009年7月18日 (土)

夕日のリレー

090718_185801

ベランダから夕日を眺める。

いろいろなことがあったけど、
今日も一日、無事に終わりそうだ。

社会での暮らしと、病院での日々
との一番の違い、それは人の死と
接する機会の数だろう。


この美しい夕日の下、張り裂けそうな想いで助けを
叫んでいる人達のことを考えるとやりきれない。

病院暮らしで浦島太郎になってしまってたようで、
世の中の動きについて行けず、膨大なNEWSの中に
埋没しそうになっていた記事に触れ、心が凍る。


イラン衝突、少女死亡映像に衝撃 ネットで大反響


言葉にならない。
これが自分の生きている時代の側面…

なぜか、谷川俊太郎氏の詩を思い出した。


「朝のリレー」谷川俊太郎

カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている

ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る

眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ



この地球では
いつもどこかで戦争をやっている。
戦争を決断する人間には、この詩の持つ
世界観を美しいとは思わないのだろうか。

こんな時、自分の非力さが辛い。

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コメント

私も谷川さんのこの詩すきだなー。

詩なら中也の「春日狂騒」も好きだよ♪
テムポ正しく、握手をしませうってやつ(笑)
でも室生犀星が一番好きです(ノ´∀`*)

え、詩の話じゃないって?…詩らんがな!ヽ(`Д´)ノ

中也かぁ…
うん、それなりに好きかな。

しかし、一人突っ込み、腕あげたなw

あ~、見つかった…。良かった…。(涙)

お久しぶりです。
再開されていて嬉しいです♪

「朝のリレー」は国語の教科書にも載ってますね。私も大好きな詩です。
また谷川さんを読まなきゃ!と思いました。

言葉は場合によっては強いけれども、結局戦争の盾にはならないのが悲しいです。

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